第24回企画展「第3回 埼玉の歌人たち―歌に込めた想い―」

このページは、2025年1月13日(月曜)まで大宮図書館で開催中の
第24回企画展「第3回 埼玉の歌人たち―歌に込めた想い―」の記録です。

日時 2024年10月10日(木曜)から2025年1月13日(月曜)まで
場所 大宮図書館 3階 文学資料コーナー
内容 本日から3階文学資料コーナーで、第24回企画展「第3回 埼玉の歌人たち―歌に込めた想い―」を開催します。
長年埼玉で活躍した7人の歌人が詠んだ自筆の色紙・短冊や原稿などを展示します。
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歌人名 種別 内 容
金子貞雄 1 色紙 「思ひ出でとなりたる孀娥の森に唄ふ蝉の聲明に立ち止まりたり」 金子貞雄 筆
2 原稿 「聲明の森」 金子貞雄 筆
3 歌集 『聲明の森』 金子貞雄 著 2010年刊行・初版 短歌新聞社
沖ななも 4 色紙 「この椅子をわたしが立つとそのあとへゆっくり空がかぶさってくる」 沖ななも 筆
5 原稿 「木」 沖ななも 筆
6 歌集 『衣裳哲学』 沖ななも 著 1982年刊行・初版 不識書院
綾部光芳 7 色紙 「落ちてくる光の粒を拾はむか息をしづめてほたるの沢に」 綾部光芳 筆
8 原稿 「第九歌集『青熒』より 五十首」 綾部光芳 筆
9 歌集 『青熒』 綾部光芳 著 2022年刊行・初版 角川文化振興財団
外塚喬 10 色紙 「大いなる枝がおとされ空間にはばたく鳥はひかりの礎」 外塚喬 筆
11 原稿 「火鉢と文机」 外塚喬 筆
12 歌集 『漏告』 外塚喬 2007年刊行・初版 角川書店
今井恵子 13 色紙 「ここよりは海の領域 階ひとつ降りれば水平線がかたむく」 今井恵子 筆
14 原稿 作者解説 今井恵子 筆
15 歌集 『運ぶ眼、運ばれる眼』 今井恵子著 2022年刊行・初版 現代短歌社
内藤明 16 色紙 「入間野の赤提灯にクハバラとクハハラさんが今宵酒飲む」 内藤明 筆
17 原稿 「北入曽の道『虚空の橋』より」 内藤明 筆
18 歌集 『虚空の橋』 内藤明 著 2015年刊行・初版 短歌研究社
丹波真人 19 色紙 「すいめんに真鯉の背びれ触るるたび生れてしづかにひらく水の輪」 丹波真人 筆
20 原稿 『朝涼』 丹波真人 筆
21 歌集 『朝涼』 丹波真人 著 2018年刊行・初版 ながらみ書房
  22 原稿 「三十年前から」 大西民子 筆
23 冊子 「埼玉歌人」No.29 1984年12月1日発行 埼玉県歌人会事務局
24 書籍 「埼玉歌人」1巻 加藤克巳 編 1964年刊行 埼玉県歌人会
25 書籍 「埼玉歌集」13巻 埼玉県歌人会歌集編集委員会 2024年刊行

今回展示している資料No.6、22、23、24は大宮図書館蔵、それ以外の資料は各々の関係者よりお借りしました。
またこの目録では各歌人を展示順で掲載しています。