大宮図書館で第7回企画展「民子の心を支えたものー奈良・寺・仏ー」を開催しました

このページは、2021年1月7日(木曜)から2021年2月23日(火曜)まで大宮図書館で開催された企画展「民子の心を支えたものー奈良・寺・仏ー」の記録です。

日時 1月7日(木曜)から2月23日(火曜)
場所 大宮図書館 3階 文学資料コーナー
内容 文学資料コーナーでは、大西民子が青春時代を過ごした奈良についての歌や、仏を題材にした歌の自筆資料等を展示しました。
  展示 内容
1 写真 伎芸天
2 手作り歌集 「一切の藝術守護の女神とふ伎藝天女を慕ひ来にけり」
【展示期間:2021年1月7日~1月31日】
3 手作り歌集 「薬師寺にかよふ道べにひるたけてつまくれなゐの花は咲くなり」
【展示期間:2021年2月1日~2月23日】
4 手作り歌集 「石塔の苔むしたりてそびえたり冬陽だまりにさぶしや般若寺」
5 書籍 「カレンダーにしるし置きしが今朝見れば 唐招提寺の祭りもすぎぬ」
『印度の果実』より
6 写真 奈良女子高等師範学校時代の民子
7 ノート 奈良女子高等師範学校に提出したレポート
8 自筆色紙 「完きは一つとてなき阿羅漢のわらわらとたちあがる夜なきや」
9 自筆原稿 「累代の領主の墓のしづもりをほぐさむと来て小綬鶏の鳴く」
10 アルバム 「宿房にだいだい色の灯はともる雪ふかぶかとあはれ夕昏れ」
民子所蔵アルバムより
11 自筆原稿 「旅の歌」(雑誌「形成」1975年1月号掲載)
12 雑誌 「形成」1975年1月号
13 アルバム 臼杵磨崖仏
14 仏頭 臼杵磨崖仏
15 自筆原稿 「仏像は信仰よりも美の対象と言へる画家をわれは憎みき」
16 自筆原稿 「み手の線美しとのみ見ゐし月光像いま仰ぎなば 涙あふれむ」
17 自筆原稿 「移り来し部屋にかかぐる月光像いくばくか更へてゆかむ生活も」
18 自筆原稿 「ふくらかに脇侍は双手合はせおりわれは自儘な女に過ぎず」