大宮図書館で第3回企画展「大西民子の冬のうた」を開催しました

このページは、2019年11月16日(土曜)から2020年1月15日(水曜)まで大宮図書館で開催された企画展「大西民子の冬のうた」の記録です。

日時 11月16日(土曜)から2020年1月15日(水曜)
場所 大宮図書館 3階 文学資料コーナー
内容 大西民子さんが詠んだ「冬」のうたの原稿や学生時代の作品集等を展示しました。
また、大西民子さんの生い立ちを紹介するコーナーでも新たな原稿等を展示しました。
  展示内容
1 原稿「雪の日は まろびて遊び 頬赤き 雪娘なりし 遠き昔よ」
2 原稿「亡き父の マントの裾に かくまはれ 歩みきいつの 雪の夜ならむ」
3 民子、学生時代の手作り作品集  『はるを待ちつゝ』
4 原稿「光りつつ 降る淡雪よ 夜の橋を 幾つ渡りて 行かば逢ひ得む」
5 原稿「霧深き ロンドンの街を ゆける夢 さめて寂しも 身の冷えてをり」
6 色紙「枕木に 雪積もりゐし 夜の別れ 呼び戻されむ ことを願ひき」
7 色紙「むらさきに 芽ぐむ木立は 何の木か われはまだ持つ 冬のてのひら」
8 原稿「刷り上げし 書類綴ぢゆく 夜の事務所 マフラーを拡げて 膝覆ひつつ」
9 原稿「タクシーの 窓のガラスの 幅だけの 帯のやうなる 枯れ野を行けり」