大宮ゆかりの歌人 大西民子の生い立ち
このページは、2019年5月7日(火曜)から2019年7月15日(月曜)まで大宮図書館で開催した企画展示「大宮ゆかりの歌人 大西民子の生い立ち」の記録です。
日時 | 2019年5月7日(火曜)から2019年7月15日(月曜) |
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場所 | 大宮図書館 3階 文学資料コーナー |
内容 | 歌人・大西民子ゆかりの資料や自筆資料などの展示を行いました。 |
№ | 内 容 |
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1 | 原稿「はまなすの花も吹かるる潮風にゆれやすかるはこころなりけり」 |
2 | 奈良女子高等師範学校時代のノート |
3 | 「卒業記念 奈良女子高師報国会」バッジ |
4 | 原稿 「夜更かして 語り尽きずシャーロック・ ホームズと 謳はれつつ貧しかりし父の思い出」 |
5 | 木俣修の歌集『冬歴』 |
6 | 原稿「帰らざる幾月ドアの合鍵の一つを今も君は持ちゐるらむか」 |
7 | 短冊「鎮まらぬこころのごとく夜もすがら風を集めて鳴る梢なり」 |
8 | 色紙「葱の花しろじろと風に揺れあへり戻るほかなき道となりつつ」 |
9 | 原稿「われの死を見ずにすみたる妹とくり返し思ひなぐさまむとす」 |
10 | 短冊「遠き雲の地図を探さむこの町をのがれむといふ妹のため」 |
11 | 『花のかげ』北見志保子 著 1950年刊行・初版 女人短歌會(民子所蔵) |
12 | 『民子』印 |
13 | 色紙「完きは一つとてなき阿羅漢のわらわらと起ちあがる夜無きや」 |
14 | 短冊「前髪に雪のしづくを光らせて訪はむ未知の女のごとく」 |
15 | 短冊「青みさす雪のあけぼのきぬぎぬのあはれといふも知らで終らむ」 |
16 | 民子の第一歌集『まぼろしの椅子』 |
参考文献
『大西民子全歌集』大西民子/著 沖積舎 1981年
『自選100 歌選 大西民子集』大西民子/著 牧羊社 1986年
『まぼろしは見えなかった』さいたま市立大宮図書館/編 さいたま市教育委員会 2007年
『大西民子講演録 現代の短歌について』大西民子/著 岩手復興書店 2016年
『青みさす雪のあけぼの-大西民子の歌と人生-』原山喜亥/編 さきたま出版社 1995年
『無告のうた 歌人・大西民子の生涯』川村杳平/著 角川学芸出版 2009年
『大西民子 歳月の贈り物』田中あさひ/著 短歌研究会 2015年