大宮図書館 第21回企画展「第2回埼玉の歌人たち―歌に込めた想い―」
このページは、2024年1月15日(月曜)まで大宮図書館で開催中の
第21回企画展「第2回埼玉の歌人たち―歌に込めた想い―」の記録です。
日時 | 2023年11月16日(木曜)から2024年1月15日(月曜)まで |
---|---|
場所 | 大宮図書館 3階 文学資料コーナー |
内容 | 本日から3階文学資料コーナーで、第21回企画展「第2回埼玉の歌人たち―歌に込めた想い―」を開催します。2024年は埼玉県歌人会が発足し、70年になる記念の年です。今回、埼玉県歌人会協力の元、長年埼玉で活動した歌人8名の自費資料や作品を展示します。 |
№ | 種別 | 内 容 |
---|---|---|
1 | 自筆色紙 | 「残照に秩父連山輝きてかの蜂起より百年の冬」 水野昌雄 筆 |
2 | 自筆原稿 | 「梅雨ぐもり」 水野昌雄 筆 |
3 | 書籍(歌集) | 『百年の冬』 水野昌雄 著 2007年刊行・初版 生活ジャーナル |
4 | 自筆色紙 | 「北信濃の谷に生まれて八十二年雪より清しと言い難きかも」 田井安曇 筆 |
5 | 書籍(歌集) | 『田井安曇集 現代短歌入門 自解100歌選』より 掲載歌「闇にまぎれて帰りゆくこのよるべなきぼろぼろをわれは詩人と呼ぶ」田井安曇 筆 |
6 | 書籍(歌集) | 『水のほとり』 田井安曇著 1976年刊行・初版 現代書房新社 |
7 | 書籍(歌集) パネル |
『綾瀬川新秋』伊東悦子著 2004年刊行・初版 短歌新聞社 「濁り水ゆるく流るる綾瀬川さうかお前ももう急がぬか」 |
8 | 書籍(歌集) パネル |
『年ごとに薔薇を』 伊東悦子著 1987年刊行・初版 雁書館 「年ごとに薔薇を咲かせむわれの児は石に彫りやる名さへ持たねば」 |
9 | 自筆短冊 | 「擦れ違ひし人は石鹸の匂ひして月高き街わが帰りくる」 関田史郎 筆 |
10 | 自筆原稿 | 「白木蓮」 関田史郎 筆 |
11 | 書籍(歌集) | 『風影』 関田史郎 著 1987年刊行・初版 短歌新聞社 |
12 | 自筆短冊 | 「ぬるぬると柔らかき牡蠣洗い居て失いしものをまさぐるおもい」 金沢邦子 筆 |
13 | 自筆短冊 | 「径とみてたどれば細しふくらはぎをやわらかきつばなの穂になぶられて」 金沢邦子 筆 |
14 | 書籍(歌集) | 『草の穂』 金沢邦子著 1984年刊行・初版 短歌新聞社 |
15 | 書籍(歌集) パネル |
『黄塵』 四元仰著 1977年刊行・初版 短歌新聞社 「紙屑を庭に燃やせばきほひつつ烙みじかし冬日の中に」 |
16 | 書籍(歌集) パネル |
『石塵』 四元仰著 2003年刊行・初版 短歌新聞社 「日の光騒がしきまで石壁に照り石塵の天にだだよふ」 |
17 | 自筆短冊 | 「吾が前にそゝりたつ夜の巨き杉見上ぐれば険し空の星むら」 毛利文平 筆 |
18 | 書籍(歌集) | 『時計』 毛利文平著 1986年刊行・初版 短歌新聞社 |
19 | 自筆短冊 | 「薄切りに干したる芋ハ吹く風に黄金のごとく煌めき飛びぬ」 毛利文平 筆 |
20 | 自筆色紙 | 「ひいらぎのつましき花さへ咲くかぎり秋十方の光りを集む」 川口美根子 筆 |
21 | 書籍(歌集) | 『ゆめの浮橋』 川口美根子著 1985年刊行・初版 沖積舎 |
22 | 書籍(歌集) | 『空に拡がる』 川口美根子著 1962年刊行・初版 白玉書房 |
今回展示している資料は各々の関係者よりお借りしました。またこの目録では各歌人を展示順で掲載しています。