バラのまちだより No.22

「中央区ばらまつり」の始まりは

 Q.春の恒例行事「ばらまつり」。初めて行われたのはいつでしょう?
  1. 5年前  2. 10年前  3. 約40年前
 A. 3. 約40年前 です。

 第1回ばらまつりが開かれたのは昭和55年(1980年)5月のこと。当時はまだ合併する前の与野市でした。この3年前から「市民への心の投資」として建設されたバラ園でしたが、増設がなされ規模も大きくなっていました。

 そこで「公園に咲き誇る22種・2千株ものバラのみごとな姿を、市民のみなさんにぜひご覧いただきたい」との願いを込めて開催が決定。5月24日(土)~6月1日(日)まで、9日間に渡り催されました。カラオケ大会、バンド演奏、バラの写真と絵のコンテスト、苗木販売など、現在と同じようにたくさんのイベントが企画され、5万人もの人出があったそうです。

 40年近くが経った今、ボランティア等の活動もあって、公園のバラは170種・3千株へと増えました。入場無料で楽しめるばらまつり。県内有数の花の名所へ、今年もぜひ出かけてみませんか?

参考資料

切り紙アート~おすすめの使い方~

 紙を折ってハサミで切る「切り紙アート」。あなたは出来上がった作品をどんなことに使っていますか?壁飾りやモビールなど、インテリア小物に利用している方が多いと思いますが、さらにおすすめの使い方があります。それは写真に添えるデコレーションパーツとして使うこと。小さな花の切り紙を一つ添えるだけでも、ぐっと華やかになるのです。

 今回は、「バラ」を作る簡単な方法を1種類ご紹介します。本物のバラの色に囚われず、さまざまな色紙で制作すると何倍も楽しめて素敵ですよ。水色やグレーでも可愛い仕上がりになります。

 あなたの思い出の写真とバラの切り紙を組み合わせて、一つの芸術作品を作ってみてはいかがですか?

 詳しくは作り方手順(PDFファイル:545KB)をご覧ください。

 他にも、立体型のバラや写真の縁飾りなどの作り方があります。
 工作が苦手な方も、下記の資料などを参考に、ぜひ試してみてください。

参考資料

バラはバラでも・・・

 「砂漠のバラ」なんていう植物、聞いたことありますか?実はバラといっても多肉植物で、本当の名前はアデニウム・オベスム。「砂漠のバラ」は園芸名です。

 乾燥した地に生育し、蛍光色のような鮮やかな花を付けることから「砂漠のバラ」と呼ばれます。その花の見た目は5枚の花弁でバラとは似ていませんが、主に白地に縁が鮮やかな赤色をしており、他にピンク・白などがあります。

 この植物の特徴はなんといってもその形。茎が多肉質で株元が壺のようにぽっこりと膨らんでおり、葉と花はグーンと伸びた茎の先端に付くという、とてもユニークな形をしています。このように太った基部や幹状をもつものは「コーデックス(塊茎植物)」と呼ばれています。ナミビア・アフリカ東部・アラビア半島原産ですが日本でも育てることが可能です。砂漠出身のため、乾燥に強く日当たりの良い場所を好み、温度や管理によっては1年中花を楽しむこともできます。

 挿し木で簡単に増やすことができますが、挿し木をした株は株元が膨らみません。コーデックスとして壺のような形を楽しみたい場合には、タネをまいて育てましょう。鉢の素材、色、形によって同じ植物を植えても表情ががらりと変化します。お部屋のインテリアに合うように鉢や鉢カバーに凝ってみるのも素敵ですね。

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