読書が好きな子どもは、自尊意識や将来展望を明確に持つ子どもが多いなど、子どもの成長にとって、よい相関関係があることがわかっています。さいたま市は家庭での読書を通じて幼いころから読書習慣を身に付けられるように、家読を推進しています。

家族が一緒に本を読む時間をつくることにより、家庭内での会話が増えたり、子どもがどんなことを考えているか気づいたり、家族の絆を深めることにつながります。

さいたま市は、「さいたま市の子どもたちは日本で一番本が好き」を掲げ、子どもたちの読書を応援しています。あかちゃんのいる家庭には、絵本を介して親子の心のふれあうきっかけとなるようブックスタートパックを手渡しています。

家庭での絵本とのふれあいや読み聞かせ、図書館や学校等での子どもの読書を支える働きかけにより、さいたま市は小中学生の7割以上が「読書が好き」と答える“読書のまち”に成長しています（※）。

「さいたま市子ども読書活動推進計画」では、読書が好きな子どもを増やすことを目標に、さいたま市子ども読書の日(毎月23日)の創設、家読の推進、みんなのおすすめBOOKの紹介などの取組を進めています。